「TikTok公式マークの申請方法は？」
「TikTok公式マークの付け方は？」
「TikTok公式マークを付けるメリットは？」
というように、TikTok公式マークの申請方法や付け方、メリットについて知りたいという方は多いと思います。
そこでこの記事では、TikTok公式マークの概要を始めとし、TikTok公式が発表している公式マークの取得条件を詳しく解説しています。
また、TikTok公式マークに関するよくある質問も詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。
TikTok公式マークとは？
TikTok公式マークとは、アカウント名の右横に表示されている水色のチェックマークのことです。TikTok公式マークは、TikTok運営が「このアカウントは信頼できるアカウントだ！」と判断した場合にのみ付与されます。
名前横にチェックマークがあることで、そのアカウントが本物ということを周りに分かりやすく知らせることができます。InstagramやTwitterにも同じマークがあり、同様の効果があります。
TikTok公式マークが付いている人はどんな人？
TikTokで公式マークが付いている人は主に、下記の3つに分類されます。
- 芸能人やタレントなどの有名人
- 企業が運営する公式アカウント
- 人気インフルエンサー
それぞれ、どういったアカウントに公式マークが付いているかを紹介します。
芸能人やタレントなど有名人の例
▼本田翼さん/ほんだのばいく
画像：▼三上悠亜さん
画像：企業が運営する公式アカウントの例
▼Pokémon/ポケモン【公式】
画像：Pokémon/ポケモン【公式】（＠pokemon ）
▼サンリオ商品企画部
画像：サンリオ商品企画部（@sanrio_planner_official）
人気インフルエンサーの例
▼景井ひなさん
画像：▼なえなのさん
画像：偽の公式マークに要注意
TikTokには、公式マークが付いているかのように見せかけているユーザーもいるため、騙されないように注意が必要です。正しい公式マークは上記で記載した通り、検索結果やプロフィールのユーザーアカウント名の右横のマークのみです。
偽のマークは、自己紹介文にチェックマークの絵文字を入れていたり、動画を投稿する際にステッカーでチェックマークを入れて、あたかも公式マークが付いているように見せるというものです。
TikTok公式マークで得られる3つのメリット
ここまで、TikTok公式マークの概要と公式マークが付いている人はどんな人なのかを紹介しましたが、具体的にどのようなメリットがあるのかを詳細に解説します。
1.アカウントの信頼性が高くなる
公式マークが付いているということは、TikTok運営から認証されているということなので、ユーザーに対して信頼性や安心感を与えることができます。その結果、発信した内容が受け入れられやすくなり、集客効果の上昇が見込めます。
また、単純にフォロワー数の増加やキャンペーン時に参加率上昇も見込めるので、公式マークを付けるメリットは、マーケティングの側面においても非常に大きいです。
2.ユーザーの目に止まりやすくなる
TikTok公式マークのあるアカウントは、水色のチェックマークによって、視覚的にユーザーの目に止まりやすくなります。その結果、投稿した動画の視聴回数が伸びやすくなったり、プロフィールへのアクセス数が増加します。
動画の視聴回数が伸びたり、プロフィールへのアクセスが増加することで、おすすめフィードや検索結果の上位に表示されやすくなるので、さらに見られるようになります。
3.なりすまし対策ができる
迷惑な話ですが、有名になればなるほど、なりすましアカウントという迷惑な存在が現れます。ブロックや通報をしても、次から次へと湧き出てくるので、有効な対策は自身が公式マークを得ることのみです。
公式マークがあれば、他のユーザーから見て、ひと目で本物と判断ができるようになるので、間違った情報の発信やなりすましによる誤解を防ぐことができます。
TikTok公式マークの取得条件や申請方法は？
2022年10月現在、TikTok公式マークを取得するための明確な方法は公開されておらず、申請ファームも用意されていないため、審査依頼をかけることはできません。
ただし、TikTokのサポートページに、公式マークを取得するために”最低限必要な項目”の記載があります。下記項目を満たせば公式マークが付く訳ではないので、参考程度にご確認ください。
1.直近6ヶ月以内にログインをしていること
アクティブである： 過去6ヶ月間にログインしたアカウントであること
引用元：TikTokサポート
過去6ヶ月間にログインをしている、アクティブアカウントであることが1つ目の条件として記載されています。この条件はとくに何もせずとも満たせるので、あまり気にする必要はありません。
2.実在の人物や事業であること
本物である：実在の人物、事業またはエンティティを表しているアカウントであること。 言語別のアカウントを除き、1つの事業または1人について認証は1つのみです。事業、機関、またはエンティティの場合、認証の承認プロセスにおいてメールのドメイン（@tiktok.comなど）が事業を表すものでなければなりません。
引用元：TikTokサポート
実在する人物や実在する事業のアカウントであることが2つ目の条件です。架空のキャラクターであったり、ゲームに登場する企業名などでは、公式マークを得ることはできません。
公式の認証を得られるアカウントは、言語別のアカウントを除き、1つの事業または1人につきは1つのみとなっています。また、事業の場合は、TikTokに登録をしているメールアドレスのドメインが事業を表すものである必要があります。
3.プロフィール情報の入力が完了していること
完了している：公開済みであり、プロフィールの自己紹介、名前、プロフィール写真が記入済みで動画が1つ以上あるアカウントであること
引用元：TikTokサポート
プロフィールで、名前やユーザー名、自己紹介や写真の登録が完了していることが3つ目の条件です。公式マークを取得しているアカウントを見比べても、自己紹介の長さはあまり関係なさそうです。
また、動画が1つ以上投稿されていることも条件となっていますが、運用されていないアカウントを認証する意味はないので当然と言えます。
4.TikTokアプリ外でも有名なこと
著名人： 複数のニュースソースで取り上げられているアカウントをレビューします。プレスリリース、スポンサードしているメディアや有料メディアは考慮しません。
引用元：TikTokサポート
TikTok内だけでなく、他のSNSでも活動を行っていて有名であったり、複数のメディアに取り上げられていることが4つ目の条件です。つまり、複数のコミュニティである程度の知名度がないと公式マークが付くことはないと言えます。
5.2段階認証をしていること
安全性： メール認証による多要素認証のアカウントであること これにより、本物の所有者が本物であり続けることができ、悪意ある行為をするユーザーから守ることができます。
引用元：TikTokサポート
表現が分かりづらく不明確な部分ではありますが、TikTok Lab編集部では2段階認証が必要と解釈しています。認証済みアカウントが、乗っ取りの被害に合う可能性をできる限りなくすために定められています。
TikTok公式マークを付けるための3つのポイント
TikTokサポートにて公開されている公式マークの取得条件を紹介しましたが、他にも必要そうな項目がいくつかあります。確定的な情報ではありませんが、可能性として高いものをご紹介します。
1.フォロワーを増やす
公式マークが付いているアカウントは、いずれのアカウントも大勢のフォロワーを抱えています。そのため、フォロワー数も公式マークを付けるためには重要な要素と言えそうです。
フォロワーを増やすには、とにかく動画を投稿することが重要です。TikTokは動画単位で評価されるアルゴリズムなので、投稿本数を増やすことでおすすめに載る確率やバズる確率を高めることができます。
他にも、流行りの音源を使った動画を投稿したり、ハッシュタグを工夫する、他のユーザーに積極的にいいねやコメントをするなど、フォロワーを増やす工夫を行いましょう。
2.動画を定期的に投稿し続ける
TikTokサポートに、「過去6ヶ月間にログインしたアカウントであること」の表記があることから、アクティブ率も公式マーク取得に影響があると言えそうです。
当然ながらログインさえしておけば良いというものではなく、クオリティの高い動画を投稿し続けることが大切です。1つ目で紹介をしたフォロワー数を増やすためにも必要なことなので、できれば毎日行うようにしましょう。
動画へのいいね数やコメント数、総再生回数、総再生時間も公式マーク認定の判断材料になっている可能性も否定できないので、クオリティの高い動画を投稿し続けることが一番の近道になるでしょう。
3.TikTok事務所に所属する
ある程度のフォロワー数が必要で企業アカウントの場合は不可ですが、TikTok事務所に所属することで公式マークを付けやすくなります。
というのも、TikTok事務所は多くのインフルエンサーが所属しているので、公式マークを得るために必要な行動をある程度把握している可能性が高いからです。
また、TikTok公認の事務所であれば、事務所の担当者からTikTokの運営に直接連絡を取ることもできます。
TikTok公式マークに関するよくある質問
公式マークの認証取り消しはできる？
公式マークの認証取り消しはできないようです。わざわざ取り消す必要性はありませんが、どうしても消したいという場合は、ユーザー名を変更することで削除できるようです。
裏を返せば、ユーザー名を変えるだけで公式マークが無くなってしまうので、すでに認証されているアカウントの場合は注意が必要です。
認証が取り消された理由は？
TikTokでは、予告なく公式マークが削除されることがあるようです。削除される理由としては、「アカウントが他者に譲渡済み」「ユーザー名の変更」「アカウントの種類変更(個人→事業 など)」があります。
また、TikTokの利用規約に繰り返し違反するアカウントの認証を取り消す場合もあるとのことです。
認証に費用は掛かる？
公式マークの認証に費用はかかりません。TikTokサポート曰く、「TikTok認証を売る」と言っている怪しい団体がいるようなので、公式マーク欲しさに騙されないように注意しましょう。
TikTok公式マークまとめ
TikTok公式マークの概要やメリット、取得条件や申請方法、付けるためのポイント、公式マークに関してよくある質問を紹介しました。
TikTok公式マークを付ける方法は、未確定な部分もありますが、TikTokサポートで明かされている取得条件を満たした上で＋αがあれば、得られるはずです。地道で大変ではありますが、クオリティの高い動画を投稿し続けて、運営に認知されるよう運用しましょう。
